- 初めての転職で失敗したくない
- どんな人が転職を成功させるのか
- 30代の転職成功コツを知りたい
この記事では、30代になってから2回転職経験した私が、転職で成功する人の特徴を8つ厳選してお伝えします。
30代になってから転職2回経験。はじめての時は誰にも相談できず、ずっと不安でした。
実際、転職にはリスクがありますし「失敗してしまった」と後悔する人も少なくありません。
私は転職の軸を定めて行動したおかげで、自分に合ったキャリアプランを歩めています。
✅筆者について
・30代の会社員(転職2回)
・大手メディア事業部マーケティング職
・ブログ運営 月1.5万PV
・Twitterフォロワー10,000人強
このラコブックスの記事を読めば、30代で転職成功する人の特徴を理解し、転職の成功確率をグッと高めます!
転職を成功に導くコツも紹介しているので、ぜひ最後までチェックください。
30代で転職成功する人の特徴
30代で転職成功できる人の共通した特徴は以下の8つです。
- 転職意志がブレない
- マーケティング思考を持っている
- 市場価値の目線がある
- 徹底した事前準備
- 柔軟な捉え方ができる
- 転職エージェントに依存しない
- 他人に主導権を握らせない
- 物事の順番を守れる
それぞれ詳しくみていきましょう!
特徴①転職意志がブレない
まず転職成功する人は転職への気持ちが明確で、意志がブレません。
逆に転職意志が固まっていない人は「職場に迷惑をかけてしまう」と退職を躊躇してしまいます。
- 自分が辞めたら、会社が回らなくなるのでは
- 転職活動のために休みを取ったらバレるかも
- このタイミングの転職は会社に迷惑をかける
会社を心配する気持ちはわかりますが、人生の主役は私たち自身ですよね。
転職で成功する人は「他人は他人」と割り切っているので、転職をスムーズに進められます。
成功者は引き止められてもブレない
仮に引き止めがあったとしても強い意志を持ちましょう。
- 希望の部署に異動させてあげる
- 給料をアップしてあげる
いろんな手を使って引き止めさせることも考えられます。
でも、それは本当に自分のためでしょうか。上司・会社のためではないですか?
また会社に残ったとしても「一度やめようとした事実」も残り続けます。
「この人は意志が明確だな」と思ってもらうのも大事。相手のためにも伝える以上は転職意志を持っておきましょう!
転職で会社に迷惑がかかるのは当然
転職をすれば人員が欠けますので、業務の穴埋めなど負担をかける。これは仕方ありません。
むしろ会社に迷惑がかかるのは、自分が職場から頼られてきた証とも言えます。
いまや人材の流動性が高まっている時代。会社への「入」「出」どっちもあるんだと思えばOK。
これは1度目の転職経験談ですが、自分ひとり辞めたくらいで職場は変わりません。それでも組織は回ります
特徴②マーケティング思考を持っている
マーケティング思考とは相手の立場、ここでは企業目線で考えられることです。
- 募集要項の読み方
- 応募書類の書き方
- 面接での受け答え
採用側の企業目線で思考すればミスマッチを無くせますし、転職の成功確率がグッと上がります。
「ここに転職したい!」という独りよがりな姿勢ではなく、採用者側の視点を持てるかが鍵です。
企業はどんな人材を求めているか
企業がどんな人材を欲しいと思っているのか、募集要項にしっかり書いてあります。
- 必須スキル
- 推奨スキル
このように求めるスキルまで詳細に記載している場合も。
企業が何を期待しているか、求人に記載の内容をしっかり読み込んでおきます。
なぜその企業がこのポジションで募集しているか、背景まで思いを巡らせるのがポイントです。
30代は即戦力が求められます。経験に照らして、応募種類の書き方をカスタマイズしていきます。
企応募書類を提出する場合、企業の求める人材像を必ず頭に入れながら書きましょう。
まったく同じ書類を使い回していると、魅力が伝わりきらないので損します!
面接官が求める、たった2つのこと
面接も当然、相手思考が超重要です。
自己PRを言いたいだけ伝えて満足しないようにしましょう。
ズバリ結論、企業が面接でみているのは、たった2つだけ
- この人は活躍してくれるか
- この人は長く働いてくれるか
なぜ後者の視点が大事かというと「コスト」です。
人を採るには時間もお金も「採用コスト」がかかります。すぐに辞められたくないですからね。
ですので以下のような項目をチェックするわけです。
- 自社のカルチャーと合うか
- 退職理由や志望動機に一貫性があるか
もちろん具体的に何を求めているかは企業によって異なりますが、本質は同じ。
「相手が聞きたいことを答える」「相手が求めている回答だけ伝えるようポイントを絞る」面接はこうした相手思考の有無で結果が変わってきます
特徴③市場価値の目線がある
市場価値とは「自分を商品として考えた場合、世の中からみた価値」のこと。
転職成功する人は自分のキャリアが「他社からみて価値があるかどうか」を心がけています。
そうすることで市場価値が高まり、他社からみて魅力的に。転職も年収アップにつながります。
たとえば「この業務は市場価値を高めるのでやりたいと手を挙げよう」といった意思決定をしています
年収アップは逆算で考える
転職成功する人は市場価値を冷静に見つめるので年収アップは逆算で考えています。
ゼッタイに外していけないのが「年収アップを短絡的に狙って判断を見誤うこと」
人生100年時代、場当たりで年収アップしても、スキルがつかず昇給もない企業なら「停滞」。
だからこそキャリアを逆算してステップを踏んでいくのが正攻法です。
以下の図をご覧ください。
注目ポイントは2社目で年収ダウンを経験しているところ。
最終的な目標・メガベンチャーのマーケ責任者(1000万円)のために2社目は経験重視。
法人営業からマーケは未経験、つまり年収を下げてでも経験を取りに行っているんですね。
転職市場は間違いなく経験・実績が評価される世界なので、3社目以降のキャリアに現れています。
このように市場価値の目線を持ち、キャリアは逆算しながら中長期で臨んでいきましょう!
社長賞は履歴書に書けるのか
逆に市場価値の目線を持っていない人は、いま勤めている社内の評価を価値だと思い込んでいます。
たとえば職務経歴書に「社長賞受賞」をまるで資格を取ったかのように記載してしまいがち。
もちろん社内で表彰されることは素晴らしく、成果を出した立派な結果です。
ですが実際は「仕事を通じて何を経験し、何を活かせるのか」の方がはるかに重要です。
市場価値の目線を持ちたいのなら、まずは転職エージェントに登録することから始めましょう。労働市場に身を置く経験はいますぐ転職しなくても役立ちます!
気になる方は転職エージェントのパートをすぐ読みましょう!
特徴④徹底した事前準備
続いては「事前準備」です。
転職活動は「準備が100%」、成功する人はもれなく準備をしています。
面接での合格・不合格も、ほとんど「準備」で決まってしまいます。
準備をしなければ伝わらない
面接では聞かれる内容はおおよそ決まっています。
面接はせいぜい1時間程度、そのなかで「この人を採りたい!」と相手に伝わる必要があります。
そして残念ながら、準備や勉強不足って目立ってしまうんですよね。
準備には2つの段階があります。
- 企業理解や伝えたい素材の準備
- 相手に伝わるための面接の準備
これは私の失敗談👇
伝えたい内容をノートに一生懸命まとめたのに伝える練習をしませんでした。
結果は撃沈。自分でも驚くぐらいに面接本番で喋れませんでした…!
残念ながら、どんなにポテンシャルがあって即戦力人材でも、相手に伝わらなければ0点。
もちろん緊張は加味してもらえる点もあると思いますが、基本は準備不足=意欲がない
バッサリいかれます。
当時の私のように「伝わるための準備」をしない人が多い。本番のための準備を心がけましょう!
「準備のみ」がコントロールできる
逆にいえば事前準備にしっかり時間をかければ、それだけで他の候補者に差を付けられます。
もちろん履歴書上の実務経験や資格、スキルは短い期間では変えられません。あきらめましょう。
ですが、準備は誰にでもできるコントロール可能な領域、やるほどに面接の成功率は上がりますよ。
面接で成功させたい人は、記事後半の成功させるコツ「面接パート」に目を通しましょう!
特徴⑤柔軟な捉え方ができる
30代で転職成功する人は、年収や職種、勤務地などすべてを求めず柔軟に行動ができています。
当然ながら転職活動では、自分の転職軸を持っておくのが必須です。
ですが、こだわりがあまりに強すぎると選択肢が狭くなって失敗します。
中途採用は、少ない手札からカードを選ぶゲーム
中途採用って、そのタイミングで自分に合う数少ないカード(求人)の中から選ぶしかないんですよね。
なので「これも・あれも」と欲張って理想を追い求めすぎる姿勢では上手くいきません。
優先順位を決めたら「捨てる」
大事なのは転職軸=優先順位を決めたら「捨ててもいいもの」をハッキリさせましょう。
- 職種は絶対だけど、年収ダウンはOK
- 週3以上リモートの働き方であれば、他は問わない
- いまより年収アップすれば転勤してもかまわない
などなど。
ゆずれない条件を明確にしたら、後は転職軸に合う企業を淡々と受けていく。
転職成功する人は判断基準がクリアだからこそ、柔軟な思考を持てています
特徴⑥転職エージェントに依存しない
転職成功する人は、転職エージェントに頼り過ぎず適度な距離を取っています。
転職エージェントのビジネスモデルをしっかり理解しているので振り回されません。
なのでエージェントが転職を勧めないわけがないんです。
言うまでもなく志望者のキャリアを第一に考えてくれる人がほとんど。
ですが転職活動の主導権を渡してしまうと、結局自分が納得できず失敗します。
転職のエージェント担当の言われるがままに応募するのは絶対NGです
転職エージェントは、ビジネスパートナー
エージェントは「ビジネスパートナー」だと捉えて向き合うのが良いでしょう。
自分の転職成功のために豊富な知識からアドバイスをしてくれる「取引先」であり「パートナー」。
相手はプロ。「内定を出したい」という気持ちは本物ですし、志望者との利益は完全一致しています。
転職エージェントは、相手を尊重しつつ、こちらが利用するぐらいの気持ちを持っておけばOKです。
ビジネスとして割り切るからこそ、お互い最高のパフォーマンスを出せると思います
特徴⑦他人に主導権を握らせない
先ほどと近しいですが、身近な人や周りの意見に振り回されてはいけません。
自分の親や夫・妻、友人、会社の先輩や同僚にアドバイスを求めない。意見を真に受けないことです。
- 親の意見に従わない
- パートナーの「許可」は不要
- 同僚は転職未経験がほとんど
それぞれみていきましょう。
親の意見に従わない
働くのは「自分自身」です。親ではありません。
親世代を尊重してコミュニケーションを取るのは大事。
しかし残念ながら親世代と現役では「転職の価値観」にはズレもあるでしょう。
ただでさえ、ここ5年10年で転職や副業といった価値観は常にアップデートしています。
年功序列・終身雇用が基本の時代とは、どうしても価値観のズレは一定でてくると思います。
親からの意見やアドバイスを聞いたとしても最後に判断するのは「自分自身」
ここはゼッタイに外さないでください!
パートナーの「許可」は不要
一緒に暮らしていくパートナー」にとって収入や居住地が関わるので必ず話しましょう。
最大限、理解を得られるよう努めるべきです。転職軸や意志が明確であれば応援してくれると思います。
これは副業の記事で解説したのですが、パートナーの理解も得られないような副業は必ず失敗します。
ですが、転職はこれから働いていく上で重要な局面。
転職は自分の人生において、大事な意思決定の場面です。
パートナーの意見で「転職」の決断が変わるようなことは避けてください。
これから働いていくのも自分自身。最終的な決断は自分にとってのベストを選びましょう!
友人なども「仕事選び」の責任を取ってくれるわけではない
会社の同僚の意見も、同様に言えます。
働くのは「自分」ですし、同僚からすればぶっちゃけ「他人事」です。
さらにいえば転職を止めてくる同僚はたいてい転職未経験だったりするんですよね。
自分が経験したことない転職について聞かれて「転職した方がいい!」と言う人は少ないわけです。
相談するなら人はを選ぶべきですし、意思決定を任せるようなことはしないでください。
繰り返しになりますが、他者に自分の転職を委ねないよう軸を持ちましょう!
特徴⑧物事の順番を守れる
転職成功する人は物事の順番を守ってしっかり行動しています。
とくに転職において「大事な順番」「ルール」は以下の2つです。
- 在職中に転職活動をすること
- 退職の報告ルールを守ること
それぞれみていきましょう!
在職中に転職活動をすること
「退職してから転職活動をする」のではなく「在職中に転職活動をする」のは絶対ルールです。
転職先が決まっていないのに退職するのは、絶対に避けるべきです。
- 焦りの状態になって転職意志がブレる
- 無職になると企業の評価が下がる
順番を誤って無職になってしまうと転職の成功率は一気に下がってしまいます。
ちなみに在籍の会社が辛いのなら有給を使う、もしくは「休職」といった方法もあります。
いずれにしても会社に籍は置いておきながら転職活動をしましょう!
退職の報告ルールを守ること
転職活動でエネルギーを消耗するのが退職交渉です。
在籍の会社に退職を伝える際に意外に順番を間違えてこじれるケースが少なくありません。
- 上長を飛ばした役職者に伝えてしまう
- 先に同僚に伝えて噂が広がってしまう
退職時にやるべきことは「円満退社」これに尽きます。
会社は人間関係ですから伝える順番を間違えると揉め事になりかねません。
そうなって入社時期が延びて、さいあく転職先に悪影響を及ぼします。
たかが順番、されど順番。私たちのできることは正しい順番で適切に伝えることです。
内定が決まって気が抜けますが、退職交渉と引き継ぎ最後までやり抜きましょう!
30代の転職成功のために登録すべき転職エージェント
ここまで転職で成功する人の特徴について解説してきました。
本パートでは30代が転職成功するための「おすすめ転職エージェント」を厳選して紹介します。
30代の転職活動では、転職エージェントを活用していくのは必須です。
エージェントを上手に活用しながら転職の成功率をグッと高めていきましょう!
登録すべき転職エージェント:リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
- 業界第1位の豊富な求人数であらゆる業界をカバー
- 受講者の面接通過率が約16%アップのデータ
- 企業の情報が豊富で選考対策が手厚い
おすすめ度 | |
公開求人数 | 約363,000件 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
料金 | 無料 |
30代転職サイトの1位は、業界No1の求人数を誇る『リクルートエージェント』
リクルートエージェントにのみ求人を出す企業も存在し、幅広い選択肢の中から自分に合った求人を探している方に特におすすめの転職エージェントです。
(実際、リクルートエージェントにしか出ていない大手企業の求人案内をもらったことがあります)
また私の経験上、信頼できる転職エージェントのおかげで、30代初の転職は安心して臨めました。
感動したのは面接前に過去の選考経験者のアンケート結果から得られたデータを共有してくれたこと。
- どんな質問を受けたか
- どんな面接官だったか
- どんな雰囲気だったか
こういった知りたい情報を提供してもらえたので心強かったです。
企業の選考情報のノウハウをこれほどまでに蓄積しているのは、リクルートならではの強みでしょう。
企業からの信頼度が高いため、書類選考の通過率が高まる傾向があります!
公式サイト:https://www.r-agent.com/
スマホ3分カンタン
登録後もお金はかかりません
登録すべき転職エージェント:ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- スカウト機能がとにかく充実
- 年収アップ実績が豊富なハイクラス特化型の転職エージェント
- 全体の3分の1が年収1,000万円以上の求人
おすすめ度 | |
公開求人数 | 約197,000件 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
料金 | 無料(有料プランあり) |
30代転職サイトの1位は『ビズリーチ』。私自身も転職では常に利用していた転職サービスです。
実際に使っていた所感として、スカウト機能がとにかく充実しています。
ヘッドハンターからも企業の担当者からも直接連絡がくる場合があります。
チャンスを呼び寄せるためにも職務経歴書はこまめに更新しましょう。本当に驚きのスカウトがきました!
年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上。転職で年収を上げていきたい方におすすめ。
現時点で年収500万円以上あれば間違いなく役立つ転職サイトだと思います。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
スマホ3分カンタン
登録後もお金はかかりません
以上、厳選して2社の転職エージェントを紹介しました。
転職志向に合ったエージェントを2〜3社選んで利用することがバランス良く行動するために効果的です。
私はダイレクト型のサービスと併せて3〜4社を使い分けながら転職活動をしていました!
30代が転職成功のために登録すべき転職エージェントは以下で詳しく紹介しているので、目を通しましょう!
まとめ:30代で転職成功する人の特徴8選【未経験が成功させるためのコツ】
この記事では、30代が未経験でも転職成功している人の特徴を解説しました。
もっともお伝えしたいのは成功している人は転職の意思決定を自分で行なっているということ。
転職の軸を定めて、自らが主導権を持っておかないと、他人に振り回されて間違いなく失敗します。
自分自身が腹の底から納得できる「意思決定」ができるか、つきつめればそれだけです。
この記事が、転職成功のきっかけや参考になりましたら幸いです。
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