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山口周のおすすめ本7選!ニュータイプの時代がやってくる!

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この記事で解決できる疑問や悩み
  • 社会の変化に対応したい
  • 学びを仕事に活かしたい
  • リベラルアーツに関心がある

高度化した情報社会では先行きが見えなくなり、「決まった正解」が無くなりました。

課題解決よりも「あるべき理想からアプローチしていく」山口周さんの手法に注目が集まっています。

とはいえ、山口周さんはご著書も多く「どの本から読めばよいかわからない」という声も。

そこでこの記事では、未来のスタンダードを提示する山口周さんのおすすめの本をご紹介します。

このラコブックスの記事を読めば、山口周さんの各おすすめ本のポイントをしっかりと理解できます。

この記事の内容

・山口周とはどんな人物か
・おすすめ本ラインナップの比較表
・山口周の本をテーマ分けして紹介

どの本が自分に合うか比較いただき、ぜひ手に取ってみてください!

目次

著作家・山口周とは

山口周さんといえば、ビジネスにアート思考を持ち込んだ第一人者といえるでしょう。

山口さんに対する印象は、本質的な切り口で未来のスタンダードを提示するビジョナリーな方です。

不確実性の高い現代、山口さんは美意識や感性がいかに重要であるかを2017年から説いています。

現在は独立研究者・著作者・パブリックスピーカーとして、葉山を拠点として幅広くご活躍。

20代は電通、30代は外資系のボストン・コンサルと、バリバリのキャリアを経験されています。

次の動画をみると、現代を生き抜くための山口周さんの考えをさくっと理解できます。

山口周のおすすめ本 ラインナップ比較表

山口周のおすすめ本7選!ニュータイプの時代がやってくる!

山口周さんのおすすめの本を次の3つのテーマに分類をして紹介していきます。

  • 学びの実践
  • マインドセットを変える
  • これからの生き方

ラインナップを下記まとめましたので、比較をしながら合う本を手にとってみてください。

スクロールできます
商品画像武器になる哲学読書を仕事につなげる技術戦闘力を高める 独学の技法世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのかニュータイプの時代仮想空間シフトビジネスの未来
タイトル武器になる哲学読書を仕事につなげる技術戦闘力を高める 独学の技法世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのかニュータイプの時代仮想空間シフトビジネスの未来
ジャンル学びの実践学びの実践学びの実践マインドセットを変えるマインドセットを変えるこれからの生き方これからの生き方
ポイント・実践の視点で哲学を学べる
・キーワードが理解しやすい
・実践的な読書術
・ビジネス書マンダラが魅力
・テーマから学ぶ独学の方法
・リスキリング時代に合う
・サイエンス→アートのシフト
・感性の重要性がわかる
・問題解決→問題発見へのシフト
・ビジョンの必要性がわかる
・対談本で読みやすい
・新しい働き方を前向きに
・新しい資本主義論
・「より良く生きる」を考える一冊
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それでは詳しく紹介していきましょう。

山口周のおすすめ本【学びの実践】

①武器になる哲学

・実践の視点で哲学を学べる
・キーワードが理解しやすい

本書は、初学者でも「哲学」を仕事に役立てることができる一冊となっています。

というのも、著者が哲学書から抽出したキーコンセプト単位にまとめているからです。

単に哲学書を時代順に紹介しているわけではないのが差別ポイント!

たとえば応用しやすい代表的なキーコンセプトとして「ナッシュ均衡」が挙げられます。

ナッシュ均衡はゲーム理論の用語。ゲームに参加しているどのプレイヤーも、他の選択肢を取ることで期待値が向上しない、つまり「均衡」している状態を指します。

ナッシュ均衡を説明するための思考実験「囚人のジレンマ」って聞いたことありませんか?

囚人のジレンマ

引用:囚人のジレンマとは?ゲーム理論の代表例を「パレート最適」と「ナッシュ均衡」とともに解説

このゲームから導き出される最強の戦略は「いい奴だけど、売られたケンカは買う」です。

つまり、まず協調する=GIVEの精神が生存戦略として適切であることを示しています。

仕事でも基本は協調している人の方がうまくいきそうですよね!

ちなみにナッシュの研究結果は『つきあい方の科学』という本にまとめているので興味があればどうぞ。

このように、本書は使えるキーコンセプトや著者、その原著を私たちに教えてくれます。

②読書を仕事につなげる技術

・実践的な読書術
・ビジネス書マンダラが魅力

プロフェッショナルのコンサルタントは、企業のトップたちと対等に話すため本を読みます。

しかも時間が限られているので最大の効率化を目指します。

そういった、いわゆるコンサル仕込みの読書術やブックガイドは他にも存在はしています。

ただし、本書の独自性であり、ユニークだと感じるのが「ビジネス書マンダラ」

ビジネス書マンダラ

引用:『読書を仕事につなげる技術』

同じテーマでも読む順番を視覚的に理解できるようなつくりになっています。

よくあるブックガイドとは一線を画しています

実際、私はこのマンダラを参考に読書をしていた時期があります。

たとえば組織論では『失敗の本質』『「空気」の研究』を読んで理解を深めました。

ちなみに「ビジネス書は読書ノートは取らずにすぐ実行せよ!」という山口さんの言葉が印象的。

ビジネス書マンダラを活用し、テーマとあわせて順番を意識しながら読書してみましょう。

③戦闘力を高める 独学の技法

・テーマから学ぶ独学の方法
・リスキリング時代に合う

本書から学んで活用している結論をお伝えすると

「テーマが主で、ジャンルが従」という関係性です。

どういうことか説明しますね。

自分なりに教養を身に付けようと思い立ったとき、ジャンルから入ろうとしませんか?

たとえば「哲学」だったり「歴史」だったり。

そのジャンルの入門書だけ読んで満足するのも正直あるあるですよね。

そこで、山口さんは本書で次のように述べています。

テーマとは、自分が追求したい「論点」のことです。

たとえば、私の場合は「イノベーションが起こる組織とはどのようなものか」とか「美意識はリーダーシップをどう向上させるのか」とか「共産主義革命はいまだ可能なのか」とか「キリスト教は悩めるビジネスパーソンを救えるか」とかといったテーマを持って独学に臨んでいます。

つまり自分の興味関心のテーマがあり、手段としてジャンルを利用するようなイメージです。

たとえば組織の権力構造を知りたいなら「文学」「政治哲学」「映画」とジャンルを横断するのです。

テーマ

引用:『戦闘力を高める 独学の技法』

つまりジャンルは手段なんですね。この図を見たときは膝を打ちました!

ちなみに私がここ数年おぼろげながら掲げている関心テーマはこんな具合です。

関心テーマ

・お酒を飲まない選択が当たり前になったら社会はどう変わるか
・ケインズが予言したように余暇が増えたら人はどう行動するか

・本屋の空間には本を販売する以外にどんな意義や価値があるか

あなたはどんなテーマを持っていますか?

いまはぱっと出てこなくてもOKです。

テーマを見出して独学をどのように進めていくべきか、本書にはヒントがつまっています。

山口周のおすすめ本【マインドセットを変える】

④世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか

・サイエンス→アートのシフト
・感性の重要性がわかる

本書は、ビジネスにおけるアート思考=「直感」「感性」の必要性を説いた一冊です。

裏返しでいえばサイエンス思考=「論理」「理性」偏重からの脱却を示しています。

ここで、サイエンス思考的である論理依存の問題点として次の3つが挙げられます。

  • 複雑性への対応
  • 不可差別化の喪失
  • 責任システムの機能不全

うーん、責任システムってどういうこと?

もう少し踏み込んで説明します。

たとえば論理を重要視すると、経営会議で「周囲に説明できるか」が意思決定に影響を与えます。

アカウンタビリティ=説明可能性

リーダーが論理偏重の「説明」に依存しすぎると、やらない・失敗の言い訳だけが強化されてしまう。

つまり、アカウンタビリティという責任システムが責任放棄の方便になっているのですね。

だからこそサイエンス=論理も必要だけど、真ん中に「アート」を据えようというのが本書の肝です。

本書を読めば、アート思考や理想を掲げるビジョナリーが求められる意味がわかるでしょう。

⑤ニュータイプの時代

・問題解決→問題発見へのシフト
・ビジョンの必要性がわかる

本書はビジネスで理想を描く意味を教えてくれた大切な一冊です。

なぜなら私自身が感じていた「課題=マイナス」に対する違和感を解消できたからです。

というのもビジネスには「マイナスをゼロに引き上げる課題解決の方法論」しかないと思っていました。

でも、モノや情報が溢れているこの現代で「マイナス」だけに着目してはテーマが偏る気がしますよね。

本書を通じて山口周さんは次のような式を教えてくれました。

理想➖現状=解決すべき問題の発見

であると。

つまり、先に理想を描き、現状との差分に着目することで「問題の発見」をするんですね。

だから、問題解決でなく問題発見となります!

理想ファーストで捉えてみると、ビジョンを描く必要性がだんだんとクリアになってきませんか。

じつは先に紹介した「直感」「感性」のテーマとも密接に関わってきます。

ですので本書は『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』と併せて読むのがおすすめです。

山口周のおすすめ本【これからの生き方】

⑥仮想空間シフト

・対談本で読みやすい
・新しい働き方を前向きに

本書は2020年以降の新しい生活様式をポジティブにとらえた対談本です。

ちょうどリモートワークが急に始まり戸惑っていた頃、背中を押されました。

というのも仮想空間シフトした後の世界と山口さんのこれまでの主張が符号したからです。

たとえばリモート前提となると企業は社員の「監視」がしずらくなります。

その一方でビジョナリーな経営者は内的動機に訴えるので、組織はリモートでも対応できるんですね。

思い返せばプロジェクト型の働き方になると、以前から言われていましたよね!

仮想空間シフトへの流れは不可逆的で、山口さんの世界観の到来が早まったと考えるようになりました。

とはいえ、抽象度の高いビジョンを組織全体に浸透させていくのはカンタンではありません。

ふたりの考えや提示される具体例をきっかけとして、自身の考えを深めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに本書はKindle Unlimited対象です。

契約中の方はそのまま読めますし、未登録の方は初回30日間は無料体験ができます。

\初めての方はもれなく30日間無料/

⑦ビジネスの未来

・新しい資本主義論
・「より良く生きる」を考える一冊

本書は資本主義の終焉をただ叫ぶような本とは一線を画す一冊です。

なぜなら本書には前向きに生きようとする希望と提案が含まれているからです。

たしかに「社会を変える」ような提案はむずかしい側面もありますよね

著者は社会を変えるアプローチは次の2つに分けられると述べています。

・自分の外側にあるシステムを変える
・システムの内部にある自分を変える

20世紀以降「世界を変える!」と、前者(外側)で挑んだ人は上手くいきませんでした。

というのも、他者を変えるのはカンタンではなく、代替だけでは根本解決にならないからです。

山口さんは後者(内部)「私たちがどう変わるか」のアプローチから3つの提案をしています。

  1. 真にやりたいコトを見つけ、取り組む
  2. 真に応援したいモノ・コトにお金を払う
  3. ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入

社会変革というよりは個人へのフォーカスを感じますが、理由は前述の通りです。

山口さんは今後の社会は自己充足的=コンサマトリーであるべきと述べています。

個人ができることは「私たちがどう生きたいか」意志を持つことなんですね。

ぜひ「より良く生きるとはどういうことか」自分と照らし合わせながら読んでみてください!

まとめ:山口周のおすすめ本

この記事では、山口周さんのご著書のおすすめ本をテーマ分けをしながらご紹介しました。

あらためてラインナップをリスト化しておきます。

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ポイント・実践の視点で哲学を学べる
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・実践的な読書術
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それではよい一日を!

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