- 初めての転職ができるか不安
- こんな自分でも転職できるのか
- 30代なので失敗したくない
こんな疑問にお答えします!
30代で初めて転職を志す人が怖いと思う根本の理由と解決策を実体験ベースに徹底解説していきます!
「転職35歳限界説」といった言葉は誤解。30代になれば約60%の人が転職を経験しています。
でもずっと務めていた会社から離れるのは怖い。勇気が必要になるのでメンタルが重要になってきます。
✅筆者について
・30代の会社員(転職2回)
・大手メディア事業部マーケティング職
・ブログ運営 月1.5万PV
・Twitterフォロワー10,000人強
私は30代になってから転職を2回経験。最初は正直、怖かったですが、転職して心からよかったと思っています!
ご安心ください。
このラコブックスの記事を読めば、30代の転職が怖いと感じる理由と心がまえがわかり、転職の成功確率をグッと高めます!
転職を成功に導くためのコツも紹介しているので、ぜひ最後までチェックください。
【結論】30代初めての転職は「怖い・動けない」と感じて当然
結論をお伝えすると「30代初めての転職は怖いと感じて当たり前」。
仮に30歳だとして、新卒入社してから8〜9年間を同じ環境で過ごしたわけです。
人間は環境に規定される生き物。転職という環境変化に対して「怖い」と感じるのは自然。
ここから「転職を怖いと感じる構造な的な要因」を2点絞って詳しく解説します👇
- 自己保存の法則
- 転職は孤独との戦い
それぞれみていきましょう!
自己保存の法則
人間の本質は「自己保存」です。
ざっくり表せば、人間の脳は「生存を脅かす思考・行動」に対して危険信号を発します。
これまで人間は、自身の危険信号を読み取りながら種を保つ=生き延びてきました。
転職=職を変えるとは、狩猟民族の時代に「狩りの場所をガラッと移動する」のと同じ。
8年以上もそれでご飯を食べているのですから、脳が危険信号を出して不思議ではありません
ですが、一方で「環境変化にキッチリ適応していた者が生き残ってきた」のも事実。
残念ながら、何もしなくても時代は刻々と変化しているので私たちは適応を迫られています。
続いて、転職そのものが抱える構造要因を解説します👇
転職は孤独との戦い
転職は原則として「孤独」と向き合わなければなりません。
- 信頼している同僚
- 身近な家族や親族
とくに同僚には退職を伝えるタイミングまでは転職について語らない方が無難です。
というのも「転職を考えている」事実はなぜか漏れ伝わって、人間関係に亀裂が入る恐れがあるんです。
仮に転職しなかったとしても、相手に不信感を与えてしまう場合があります
同僚を不安にさせないためにも転職活動の初期段階は相談せず、原則ひとり向き合うべきです。
こうした孤独を感じやすい構造も「転職が怖い」と感じる要因です。
この後は続けて、30代になって初めて転職をした実体験をお伝えします。
【実体験】30代の転職が怖いと思った理由
私は30代になってから初めて転職し、これまで2回経験をしてきました。
実体験として「転職が怖い」と感じた理由は、以下の5つに集約できます。
- 30代の転職では遅いのでは
- 年収が下がらないか
- 転職先で成果を出せないかも
- 人間関係をうまくやれるか
- 転職活動が初めてで動けない
それぞれみていきましょう。
30代の転職が怖いと思った理由①いまから遅いのでは
30代からでも転職はまったく遅くありません。
dodaの転職成功者の平均年齢調査によれば、転職した人の平均年齢は32.2歳。
ほかにも「35歳限界説」がありますが、35歳以上の転職成功率は25%を超えています。
転職の本質はマッチング
転職って求職者と会社のマッチングの場。本来的にはどっちが上も下もないんですよね。
ですので究極的には転職に「何歳まで」という年齢制限はありません。
双方が合致さえすれば、どの年代の人たちも転職に成功しています
30代の転職が怖いと思った理由②年収が下がらないか
年収は生活に直結しますので、不安を感じて無理もありません。
経験者の立場からここでは大事な観点を2つ絞ってお伝えします。
- 年収は業界・環境で決まる
- 年収は目先でなく逆算思考
年収は業界・環境で決まる
意外と抜けがちな「年収が高い企業の共通要素」はこれです。
- 既得権益化され価格競争が働きにくい
- 客単価・製品単価が高い
- 在庫がなく、粗利率が高い
- 業界内の市場シェアが高い
出典:末永雄大『キャリアロジック』
たとえば
・有形商材(食品など)
・無形商材(IT製品など)
であれば在庫がない業種の方が粗利率は高くなりやすい。
強調したいのは実際は能力よりも、構造的な要因で年収の大半は決定するという事実です。
もちろん実績・経験者ほど役割に応じて報酬は増えるでしょう。
ですが、よほどの役割でないかぎり、年収は環境要因で決まると押さえておいてください。
年収は目先でなく逆算思考
ここでお伝えしたい結論が「年収アップを短絡的に狙って判断を見誤うこと」
イメージをしていただくために、下記のモデルケースをご覧ください。
✅2社目:年収を下げてWebマーケの経験を獲る
✅3社目:以降でキャリア 報酬アップ
2社目は経験優先で年収ダウンですが、3社目以降でガツンと伸びています。
ちなみに私も2社目は経験を取りに行きました!
はじめだからこそ年収ダウンは避けたいと思うかもしれません。
ですが転職市場は間違いなく経験・実績が評価される世界。
短期ではなく、未来を見据えて意思決定していきましょう。
30代の転職が怖いと思った理由③成果を出せない
はじめてなので転職先で成果を出せるか不安になりますよね。
でも考えてみてください。
30代で転職を志すということは、新卒入社なら7,8年程度は経験を積んでいます。
転職成功=先方から受け入れられるとは、自分の経験や知識を買ってもらったわけですよね。
自分の経験を活かせば、まったく通用しない可能性はむしろ低い。
どうしても成果が出ない場合
まったく異業種やマッチングミスなど、どうしても難しいケースもあるでしょう。
その場合、転職後の自分を位置付けてみます。
- 2社の仕事を経験
- 1回の転職成功
これは感覚なのですが、転職すれば
「自分の意志さえあれば、また次も転職できる」
こう思えてきます。実体験です。
成果が出なくても自己研鑽しながら仕事に向き合えば、経験は身に付きます。
ですので、うまくいかなければ「また転職すればいい」これぐらいの気持ちでいても良いと思います。
次の転職の心配がなくなると、いまやるべきことに集中できますよ。
個人差はありますが、転職をせずに30代をずっと過ごしていた方がモヤモヤしていたかもしれません
30代の転職が怖いと思った理由④人間関係
新しい職場の人間関係に不安を覚える人は多いでしょう。
というのも、職場の人間関係って転職理由の上位なんですよね。
ぶっちゃけますと、転職先の人間関係は一定の運です。
私たちができる行動は、雰囲気の合う・合わないを感じ取ることです。
人間関係はわからなくても雰囲気はわかる
具体的には内定までのステップを進めるなかで、現場社員と少しでも会うのがおすすめ。
もしも採用フローに組み込まれていなければ、人事に面談を希望するのも方法です。
人事側も採用者には長く定着してほしいので、希望は受け取ってもらえる可能性が高いと思います。
ですので、コントロールできる部分に集中して不安を解消していけばOKです。
実体験として過去2回とも現場社員との面談が設けられていました。何人かと話していると、少なくとも会社の雰囲気はわかってきますよ
30代の転職が怖いと思った理由⑤転職活動が初めてで動けない
転職がはじめての場合、行動のハードルが高くなります。
- 自己保存の法則でブレーキがかかる
- 自己分析や職務経歴書がめんどう
意外と後者が大きい。
いざとなってから一気に進めようとすると、強烈なストレスがかかります。
たとえるなら「いきなり野球の試合で打席に立つ」ようなもの。
普段から意識しながら素振りしていないと打てないですよね。
いざとなる前から転職活動は始める
おすすめは「明確な転職意志を持つ前から転職活動を始める」ことです。
ぜひ転職活動を始めるパートをこのままお読みください。
30代の転職が怖い・動けない人が取るべき行動
私自身がやったことを3つ絞ってお伝えします👇
- 読書してスキルアップ
- 自己分析をして軸を固める
- 転職活動を本格スタートする
それぞれみていきましょう!
読書してスキルアップ
古今東西、先人たちの思考に1000円程度で直接アクセスできる読書のコスパは絶大です。
20代から10年間でトータル2,000冊以上を読んできた私が断言します。
とくにビジネス書は再現性が高いので、その効果は計り知れません。
仮説→読書→実践
この流れを意識して読書すると、効率を高められます。
メリットは大きく3つあります。
下記でも読書をおすすめする理由を解説しています。
ちなみに読書関連サービスは充実しいます。無料で試せるものも多い!
代表的なサービスをコンパクトにご紹介します。
サービス | 特徴 |
---|---|
Audible 【公式HP】 https://www.audible.co.jp | ✓両手を空けながら耳で本を楽しめる ✓現在、聴き放題プランが30日間無料体験 |
Kindle Unlimited 【公式HP】 https://www.amazon.co.jp/kindleunlimited | ✓200万冊以上の本の読み放題で多読が可能 ✓読みたいその瞬間から一気読みができる! |
flier(フライヤー) 【公式HP】 https://www.flierinc.com | ✓本の要約読み放題サービス、7日間の無料体験 ✓要点をサッと掴んで購入検討の材料に! |
無料体験を含めて積極的に活用し、効果的な自己投資を実現させてください。
コスパが高いのはもちろんですが、読書以外にも投下したいですからね。上手に無料体験を使ってみてください!
ちなみに本の選び方は以下でも紹介しています。
自己分析をして軸を固める
人生で重要なフェーズである30代こそ自己理解にしっかりリソースを投下すべき。
というのも納得感を持って推進するには「意思決定するための軸づくり」が必須になるんですよね。
実際、スキルアップしていくと転職や副業など、さまざまなチャンスに巡り合います。
私が副業で結果が出たのも転職2回成功させたのも、土台の自己理解を押さえておいたおかげです。
具体的なアクションとしてはツールを活用するのがおすすめです。
- 自己理解ツール
- 書籍を読む
自己理解ツールを使ったことない方向けに、サクッと解説します!
おすすめの自己理解ツール
キャリアの進路を考える際、診断ツールを使うと自分の特性や能力が明確になります。
この特性や能力を理解し、自分の好きや得意を組み合わせることで、価値の高い仕事を見つけられます。
✔︎ビズリーチのシゴト観診断
ビズリーチのキャリアタイプ診断なら、仕事に対する価値観や動機がわかります。
- 仕事の価値観
- 自分の強み
- 転職の軸
好きなことや価値観、仕事に求めるものといった自己分析をおろそかにすると損します。
自分のことがわかっていないと転職後のミスマッチにつながるも。
診断結果は全16パターン。好きを仕事につなげる準備をいましておきましょう!
≫ビズリーチのシゴト観診断公式サイト
https://www.bizreach.jp/lp/diagnose
\所要時間は5-10分/
✓キャリア診断ASSIGN
キャリア診断『ASSIGN』は以下のメリットがあります。
- 手軽に、スマホから3分で診断できる
- 価値観を元に、AIが最適な転職先を提案
人はどうしても、自らの経験や知識に基づいた選択を優先する傾向があります。
このようなツールを利用することで、新たな視点や可能性を発見することができます。
逆に、視野を広く持てていないとキャリアアップの機会を見逃して損してしまいます。
≫ASSIGN公式サイト(App Store・Google Play)
https://assign-app.jp
転職活動を本格スタートする
まず重要なのは「転職」ではなく「転職活動」をすることです。
つまり転職そのものよりも「転職活動」に意味があるんですね。
というのも、キャリアでは更新し続けることで市場価値を上げられるからです。
実際「転職活動」を通じて職務経歴書の更新を常にかけたおかげで良いオファーがきました。
常に打席に入れる準備をしているから、いざという場面でヒットが打てます!
転職活動のアクションとして以下は最低限やっておきましょう。
- 転職エージェントに登録する
- 市場価値を把握する
- 職務経歴を見直す(半年に1回)
❶転職エージェントに登録する
まず転職サイトは、業界最大手の「リクルートエージェント」に登録しておきましょう。
面接サポートが充実していて「リクルートエージェント」にしかない独自の求人もたくさんありますよ。
30代の転職では転職エージェント機能付きサービスがもっともおすすめ!以下で解説しています。
❷市場価値を把握する
「リクルートエージェント」の登録ができたら自分の市場価値の把握をしましょう。
おすすめは無料で診断できるミイダスの「市場価値診断」プログラムがベストです。
以下のサイトにアクセスしましょう。5分ほどでサクッとできます!
「現在の市場価値を調べる」をクリックして必要事項を入力していきましょう。
30代で転職してよかった理由【実体験】
このパートでは、私の実体験として転職して心から良かった理由をお伝えします。
- 新しい人間関係を築ける
- スキルや年収アップが期待できる
- 人生を好転させられる
楽しくない仕事はもったいない
30代は仕事に慣れて任されることも増えて、会社の将来や人生に悩みを覚える人も多いでしょう。
まずお伝えしたいこと。仕事のやりがいがなくると、人生がつまらなくなります。
なぜならいまの時代もなお、仕事が占める時間割合は圧倒的に大きいからです。
週5日、7〜8時間を投下するのに、楽しくなんてもったいない。
1日8時間って、考えれば1日全体の1/3を占めているんですよね
やりがいのない状態が続くと、心の疲労や人間関係のストレスなどを受けるリスクも高まります。
だからこそ転職は攻めと守りの意味でにおいても環境を変える超・有効な手段。
お待たせしました!それでは、転職して良かった理由を解説していきます👇
30代で転職してよかった理由由①人間関係
自分の未来は上司を見ればわかる
いまの職場で5年後の自分を予想する方法があります。
それは「5年先輩の上司を見る」ぶっちゃけ、これだけでわかります。
人間は環境に規定されため、同じ環境にずっといると確実に影響を受けるからです。
つまり意識しなくても、上司に勝手に似てきます。
いまの延長線上にいる自分が想像できるか、私はここに違和感を覚えて転職しました
転職で人間関係を変えられる
転職すれば現職の人間関係をリセットし、新たなスタートを切れます。
私自身、前職では人間関係には恵まれていました。
ですが将来を見据えたときに次のような気持ちも湧いたんですね。
- いまの延長線上の自分がイメージできない
- 人間関係を新たにスキルアップしたい
最初の職場は新卒入社の割合が多く、どうしても構造的に同質性がありました。
同じような思考を持つ人が多いですし、人間関係も固定化されてくるんですよね。
そこから転職者の多い場所に環境を変えたところ、新たな人間関係はビリビリくるほどに刺激的。
出自がバラバラこそビジョンや共通言語を大切にするなど、転職して初めてわかる発見もありました。
どんな仕事でも人間関係が存在します。ここをガラッと変えてくれるのが転職であるのは間違いありません
30代で転職してよかった理由②スキルや年収アップ
スキルや年収アップが期待できるのが転職のメリットです。
結論、幸いにも私はそれぞれを実現できています。
- スキルアップ
- 年収アップ
それぞれの視点から実体験をお伝えしていきます。
スキルアップは市場価値に直結する
私は新卒で入社した企業で異動をきっかけにマーケティング職になりました。
そこから6年以上の経験を積んでマーケターとして働きたいと決意。その時に感じたのが以下の2つ。
- マーケティングのスキルをアップさせたい
- いまの会社で異動するのはリスク
前職では総合職の新卒採用だったので、どうしても異動があったんですよね。
私は異動のおかげでマーケティング職に就けたのですが、その先の異動はリスクに。
であれば
「マーケティングの職種でスキルアップし、職能として市場価値を上げよう」
と考えました。
実際、2-3社目いずれもマーケティングの職種で転職し、働きながらスキルを磨けています。
年収アップは逆算で考える
ゼッタイに外していけないのが「年収アップを短絡的に狙って判断を見誤うこと」
人生100年時代、場当たりで年収アップしても、スキルがつかず昇給もない企業なら文字通り「停滞」。
だからこそキャリアを逆算してステップを踏んでいくのが正攻法です。
以下の図をご覧ください。
注目ポイントは2社目で年収ダウンを経験しているところ。
最終的な目標・メガベンチャーのマーケ責任者(1000万円)のために2社目は経験重視。
法人営業からマーケは未経験、つまり年収を下げてでも経験を取りに行っているんですね。
転職市場は間違いなく経験・実績が評価される世界なので、3社目以降のキャリアに現れています。
ですので、新卒ですべてが決まるわけでなく、転職を通じてキャリアを積み上げる気持ちで臨みましょう!
ちなみに私は年収に大きなこだわりはなかったものの、2社目で下げて3社目でもっとも上がっています
30代で転職してよかった理由③人生が好転
30代に入ってから新卒の会社でモヤモヤを感じていました。
- このままでいいのか
- 環境を変えたい
仕事に不満はなくて、やりがいはある。
でもモヤモヤがずっとあって、そのせいで力が100%入らない。
そのせいでせっかく続けてきた仕事を嫌いになるのも避けたかった。
だから私は転職活動をして、まったく違う環境に飛び込みました。
転職が人生を変えてくれた
人生に迷いがなくなったのは転職が一つの大きなきっかけです。
私は転職を通して次の3つの変化がありました。
- マーケティング思考が身に付いた
- 職能を意識して仕事をするようになった
- 転職をきっかけに副業を始めた
転職活動をしてわかったのが「転職市場において自分は労働力を提供する商品」という事実。
最初は抵抗感がありましたが、マーケティング思考で転職を捉えてからスッキリ腹に落ちました。
マーケティングとはつまり、誰に・何を・どう届けるか
- どの企業=誰に
- 自分の商品(労働力)を
- 企業にどうアピールするか
「自分が何ができるのか」転職活動をしなければ気が付けませんでした。
また、転職すればマインドセットがガラッと変わり、副業もあわせて始めています。
そうして転職・副業が噛み合って人生が好転していきました。
いまはやるべきことが見えてクリアになりました!大きな変化のタイミングにあわせてセットで物事を始めるとうまくいきやすいですよ
30代の転職活動の進め方
転職活動を進めるステップは大きく6つ。
- 転職軸を固める
- 転職サービスに登録する
- 職務経歴書など書類を作成
- エージェントと面談
- 企業に応募する
- 面接・内定
それぞれ見ていきましょう!
①転職軸を固める
まずは自己理解を深めるために自己分析をしましょう。
自分が将来どうなりたいか、どんなキャリアを歩みたいか、ツールを利用しながら具体的に言語化します。
自分軸を固めるために「これは譲れない」と考える条件をリストアップすると良いですよ。
たとえば、私は次の点を重要視しました。
- マーケティング職であること
- 自分の経験が活かせること
- 提供サービスに対して愛着が持てること
- 前職の年収を下げないこと
自己分析は繰り返しますが『ASSIGN』を活用してみてください。
転職エージェントも運営しているASSIGNによるAIを使ったキャリア診断です。
- スマホから3分でサクッと診断できる
- 価値観を元に、AIが最適な転職先を提案
自己分析する際、人ってどうしても自らの経験や知識に基づいた選択を優先しがち。バイアスがかかります。
このようなツールを利用すれば、自分の気づけなかった新たな視点や可能性を発見できますよ。
診断は無料なので、まずはこちらで自己理解を深めて自分軸をしっかり定めましょう。
②転職エージェントに登録する
続いて転職サービスに登録します。
上記でおすすめした転職エージェント機能付きのサービスを利用しましょう。
リクナビエージェントの調査によると、転職経験者の登録数は2.3社、1社だけの割合は3割以下。
つまり複数の転職サービスに登録しておけば、転職活動の成功確率を高めます。
実際、3社ほど利用した方が転職活動を効率的に進められます。
ぜひ本記事の解説を参照しながら「自分に合ったサービス」を複数登録してみましょう。
③職務経歴書など書類を作成
応募書類は、基本は「履歴書」と「職務経歴書」です。
履歴書の経歴の事実は変えられません、それゆえに重要なのが「職務経歴書」です。
職務経歴書って、書き方によって印象もスカウトの反応率もガラッと変わるんですよね。
以下フレームワークを紹介します。
フレームワーク「STARS」
- Situation :どんな環境で
- Task :どんな任務を持ち
- Action :自分は何を実行して
- Result :結果どうだったのか
- Self-Appraisal :振り返ってどう思うか
この通りに書いていくだけで、相手が知りたい情報を読みやすく作成できます。
サクッと解説しておきますので以下、目を通しましょう。
1. Situation :どんな環境で
あなたが今置かれている状況、または達成する必要のあるタスクについて説明します。
状況が読み手に伝わるように、詳細を書く。
2. Task :どんな任務を持ち
どんな目的や課題感、目標に向かっていましたか?
3. Action :自分は何を実行して
状況に対してどのような行動をしたか、詳細を説明します。
具体的にどんなプロセスで、どんなステップで、どんな役割を担ったのか。
チームや組織における位置付けが相手に伝わるように書けると良いでしょう。
4. Result :結果どうだったのか
行動の結果を説明します。
相手に伝わるために数字を適切に使います。
5. Self-Appraisal :振り返ってどう思うか
最後のまとめです。
再現性を意識して、その企業でどう活かせるかの視点も持てればなお良しです!
いかがだったでしょうか。
詳細の事例が欲しい方はmotoさんの有料noteに目を通すのがおすすめです。
【転職】“書類選考の通過率”が上がる!戦略的な職務経歴書の書き方(テンプレート付)
続いてエージェントとの面談です。
④エージェント担当と面談
転職エージェントとのコミュニケーションは通常、以下のような流れで行われます。
- 自己紹介
- 職務経歴の共有
- 転職理由とキャリアプランの整理
- 転職希望条件の整理
- 求人紹介
- エントリー・選考対策
ケースによって異なりますが、一度面談を行った後は、主にメールでのやり取りが多くなります。
繰り返しになりますが、面談では自己紹介と職務経歴書を共有するので、事前に準備して成功確度を高めましょう!
⑤企業に応募する
転職エージェントの担当者経由の場合もあれば、自分で応募するパターンもあります。
応募すると企業からメール連絡が届きます。だいたい7日間程度で企業から書類選考の結果が届くイメージです。
個人差はありますが、私の経験では、自分の軸に合わない求人に多く応募すると疲弊しがち。
いまはオンライン面談も含めてハードルが下がっていて、やり取りするコストはいくらでも増えるんですよね。
自分に合っていないと時間と工数だけがかかり、転職が目的化していきます…!
そうならないよう、転職の軸は一定固めた上で「応募」を進めていくのが効率的です。
⑥面接・内定
書類選考に通過すると、面接へ進みます。3回から多くて5回の面接を経て内定となります。
マイナビ転職の調査によれば、以下のデータがあります。
転職活動を行って内定を得た人の書類選考通過率は30%、そこから一次面接を通過する確率が30%、その後最終面接を通過し、内定に至る確率は50%。
出典:マイナビ転職
注意したいのは最終面接においても50%は落ちるというデータです。
ですので、自分軸に合った絞り方がおすすめの前提ですが、1社にこだわりすぎるのもリスクがあります。
もちろんこの企業と縁がなければ転職の必要もない!と割り切っている人はそれでOKです。
それ以外の人は軸に合う企業は複数もっておくのが安心だと思います。
実際、複数の企業にアプローチした場合、合否連絡の待ち期間を含めて相応の時間がかかります。
転職活動は少なく見積もって2〜3ヵ月はかかるものと捉えるのが良いでしょう。
30代おすすめの転職エージェント
ここまで転職で成功する人の特徴について解説してきました。
本パートでは30代が転職成功するための「おすすめ転職エージェント」を厳選して紹介します。
30代の転職活動では、転職エージェントを活用していくのは必須です。
エージェントを上手に活用しながら転職の成功率をグッと高めていきましょう!
登録すべき転職エージェント:リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
- 業界第1位の豊富な求人数であらゆる業界をカバー
- 受講者の面接通過率が約16%アップのデータ
- 企業の情報が豊富で選考対策が手厚い
おすすめ度 | |
公開求人数 | 約363,000件 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
料金 | 無料 |
30代転職サイトの1位は、業界No1の求人数を誇る『リクルートエージェント』
リクルートエージェントにのみ求人を出す企業も存在し、幅広い選択肢の中から自分に合った求人を探している方に特におすすめの転職エージェントです。
(実際、リクルートエージェントにしか出ていない大手企業の求人案内をもらったことがあります)
また私の経験上、信頼できる転職エージェントのおかげで、30代初の転職は安心して臨めました。
感動したのは面接前に過去の選考経験者のアンケート結果から得られたデータを共有してくれたこと。
- どんな質問を受けたか
- どんな面接官だったか
- どんな雰囲気だったか
こういった知りたい情報を提供してもらえたので心強かったです。
企業の選考情報のノウハウをこれほどまでに蓄積しているのは、リクルートならではの強みでしょう。
企業からの信頼度が高いため、書類選考の通過率が高まる傾向があります!
公式サイト:https://www.r-agent.com/
スマホ3分カンタン
登録後もお金はかかりません
登録すべき転職エージェント:ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- スカウト機能がとにかく充実
- 年収アップ実績が豊富なハイクラス特化型の転職エージェント
- 全体の3分の1が年収1,000万円以上の求人
おすすめ度 | |
公開求人数 | 約197,000件 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
料金 | 無料(有料プランあり) |
30代転職サイトの1位は『ビズリーチ』。私自身も転職では常に利用していた転職サービスです。
実際に使っていた所感として、スカウト機能がとにかく充実しています。
ヘッドハンターからも企業の担当者からも直接連絡がくる場合があります。
チャンスを呼び寄せるためにも職務経歴書はこまめに更新しましょう。本当に驚きのスカウトがきました!
年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上。転職で年収を上げていきたい方におすすめ。
現時点で年収500万円以上あれば間違いなく役立つ転職サイトだと思います。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
スマホ3分カンタン
登録後もお金はかかりません
以上、厳選して2社の転職エージェントを紹介しました。
転職志向に合ったエージェントを2〜3社選んで利用することがバランス良く行動するために効果的です。
私はダイレクト型のサービスと併せて3〜4社を使い分けながら転職活動をしていました!
30代が転職成功のために登録すべき転職エージェントは以下で詳しく紹介しているので、目を通しましょう!
30代の転職が怖い・動けない人のよくある質問
このパートでは30代の初めての転職に関するよくある質問に回答します。
Q:転職で後悔する人はどれくらいいるの?
2020年厚生労働省の調査によると、後悔する人の割合は「11.4%」です。
おおよそ10人に1人ぐらいが転職後の満足度において「やや不満」「不満」だと回答しています。
逆に言えば約9割は一定の自己評価を付けています。ぜひ自分が満足できる転職にしていきましょう!
Q:転職は何歳まで大丈夫なの?
転職に年齢制限は原則ありません。
かつては「転職35歳限界説」が言われたこともありました。
現在は人材の流動性が高まり、中長期的には人手不足、転職は確実に増えていきます。
さらに転職の本質はマッチング、志望者と企業双方が合意さえすれば転職は決まります。
また雇用対策法によって、そもそも募集・採用における年齢制限は禁じられています。
Q:30代の離職理由は何ですか?
dodaが発表した「30代の転職理由ランキング」は以下です👇
- 1位「給与が低い・昇給が見込めない」(36.1%)
- 2位「スキルアップしたい」(28.5%)
- 3位「尊敬できる人がいない」(27.0%)
年収・スキルアップ・人間関係、やりがい。
このあたりがやはり上位に入ってきています。
Q:30代で転職は何回している人が多い?
厚生労働省「雇用の構造に関する実態調査」によれば転職未経験者も含めた平均転職回数は1.3回程度。
マイナビニュースのまとめを以下引用しました👇
一度、転職経験をしてわかったのは「次も転職できる」と自信を持てるんですよね。
なので転職経験者ほど転職回数が増えるのは納得です。逆算してキャリアを積み上げる人も多い。
言うまでもなく転職が目的化したジョブホッパーの思考は極端です。
ただし自分も相手も含めて納得できる目的と理由があるなら、回数を気にする必要はないでしょう。
まとめ:30代の転職が怖いと感じる理由と対処法【初めてで動けない人へ】
この記事では、30代の転職が怖いと感じる理由と対処法を解説しました。
30代は伸び代がありながらも一定の経験を積んでいるため、キャリアにとって重要な時期です。
ぜひ30代を実りあるものにしていただきたいと思います。
この記事が、転職成功のきっかけや参考になりましたら幸いです。
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