- 成田悠輔さんの経歴は?
- 成田悠輔さんの専門は?
- どういう考えを持っている人?
- 出版している本はどんな内容?

最近メディア露出で話題の成田悠輔さんについて解説します!
上記の内容を中心に解説をしていきます。
本記事を読むと、成田悠輔さんについての理解がより深まるでしょう。
単著・書籍化の最新刊は随時アップデートし、すべて網羅しますのでブックマークをおすすめします。
\2/2に日経テレ東大学の本として新刊が発売中/

成田悠輔とはどんな人物?経歴は?
ひろゆきさんとのYouTube番組「日経テレ東大学」で知った方も多いのではないでしょうか。

記念すべき初回の「Re:Hack」1回目のテーマ「民主主義はオワコンなのか?」後ほど紹介する著書とも関連しています
あるプロフィール文章では、成田さんは次のように露悪的に語っています。
「テレビ番組でのコメンテーターなどでも人生を溶かしている」
若新雄純さんが「天才が外界に降りてきてくれた」と評する成田悠輔さんの来歴は次の通りです。
- 肩書
研究者・事業者・執筆者
夜はアメリカでイェール大学助教授
昼は日本で半熟仮想株式会社代表
- 経歴
・麻布中学・麻布高校卒業
・東京大学経済学部 首席卒業
・マサチューセッツ工科大学 Ph.D.取得
経歴はもちろん、鋭い観察と発想力、巧みな言葉遣いに興味を持った人も少なくないでしょう。
実際、YouTubeでは成田さんの切り抜き動画が多数アップされています。
一見、常識に逆張りする「エリートの冷笑感」があるかもしれませんが、本人はいたって真面目。
「異常なのになぜか普通とされている事柄について、おかしいと指摘しているだけ」なんですね。
ちなみに成田さんは「若者は独立国家をつくるべし」とアジテーションもされています。


この提案は投資家・瀧本哲史さんの姿勢に近いものも感じました!
それでは続いて成田さんの専門をみていきましょう。
成田悠輔の専門は?
データ・アルゴリズム・数学・ポエムを使ったビジネスと公共政策(特に教育)の想像とデザイン。
以下の三つの観点で事例を交えながら紹介をしていきます。
■公共政策(教育)
■ビジネス
■政治(選挙制度)
公共政策(教育政策)
経済学を教育に応用する研究をされています。
たとえば教育×学歴について。
米マサチューセッツ工科大の教授らと成田さんが共同研究を行いました。
成田さんの立てた問いは「有名校に入ると人は幸せになれるのか」
多くの人が関心を寄せるテーマですよね。
結論は、有名校の生徒はその学校のおかげで成績優秀なのではなく、そもそも成績優秀な生徒が有名校に入っているだけ、でした。
RIETI – 第2回 学歴に意味はない
成田さんは「有名校に入っても学生の未来が明るくなるとは限らない」とまで言い切っています。

ちなみにGoogle Scholarで「Narita Yusuke」で検索すると多数の論文が出てきます!
ビジネス
事業者としての顔を持っています。
サイバーエージェントやZOZOといった大手企業とも共同研究・事業を行っています。
たとえばZOZOでは、商品のレコメンド×アルゴリズム領域で共同研究の実績があります!
この応用では、ZOZOTOWNの一部でのファッション推薦のクリック率を約40%高め、さらなる改善の方法を見つけることにも成功した
出典:自然実験としてのアルゴリズム:機械学習・市場設計・公共政策への統一アプローチ

左側が研究のアルゴリズムによるデータ。クリック率がランダムよりも高く出ていますね!
政治(選挙制度)
それでは、民間の事業で導入されているアルゴリズムを政治には応用できないでしょうか?
成田さんは「無意識」や「データ」を民主主義のアップデートに活用しては?と提案しています。
2020年10月の記事ではありますが、質問に応える形式で主張がわかりやすくまとまっています。

このように研究者と事業者の顔を持ち合せながら、政治に対しても構想を披露しています。
そんな成田悠輔さんに出版のオファーが来るのは頷けますよね。
成田悠輔はどんな本を出している?
2023年1月時点では下記のラインナップとなっています。
その他に寄稿や監修の本も確認することができます。
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22世紀の民主主義 | 天才たちの未来予測図 | HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE09+ YUSUKE NARITA | 集中講義 ニッポンの大問題 | 使える! 経済学 データ駆動社会で始まった大変革 | kotoba 2022年夏号 | 迷走しない! 英語論文の書き方 | ゲーム理論による 社会科学の統合 | 学校選択制のデザイン |
単著 | 共著 | 表紙+寄稿 | (実質)共著 | 寄稿 | 寄稿 | 翻訳・監修 | 共訳著書 学生時代 | 共同執筆 学生時代 |
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- 『22世紀の民主主義』
選挙前に発売された『22世紀の民主主義』が大ヒットを記録。
本書はこれまで成田さんがメディアを通じて主張してきた、総論的な位置づけといえるでしょう。
どんな本なのか下記でさくっと解説しています。
- 『天才たちの未来地図』
日経テレ東大学の高橋弘樹さんを編著とした『天才たちの未来地図』もヒット。

『天才たちの未来地図』は高橋Pの質問に答えていく構成で内容もわかりやすいので、本書から手にとってもOKだと思います
- 『集中講義 ニッポンの大問題』
2023年2月2日に発売した、いわば最新刊です!
日経テレ東大学の政治回の書籍化+撮り下ろしの内容です。
ちなみに撮り下ろしのボーナス分もYouTubeで公開してくれています。

じつは本書、半年以上も発売延期を経てなんとか世に出ているんですよね。日経テレ東大学、終わっちゃうんですかねー!
『22世紀の民主主義』はどんな本?

QA形式でコンパクトに要点だけまとめます。
- 本書を一言であらわすと?
-
無意識データ民主主義の提案です。
- もうすこし具体的にいうと?
-
経済学者・データ科学者の成田悠輔氏がまず民主主義の「重症」を明らかにします。
その上で、アルゴリズムが政策決定を司る無意識データ民主主義の提案を行う一冊です。
これまで成田さんがメディアで語ってきた主張が、立体的に理解できます。
- この本の目次は?
-
本書の構成は次の通りです。
目次
第1章 故障
第2章 闘争
第3章 逃走
第4章 構想論文を扱っている成田さんのご著書だけあって構造・論旨が明快です。
じつはメディアやカンファレンスでは故障〜逃走までしか語っていないことも多い。
それゆえに、独創性のある「構想」はテキストでじっくりと味わえるのが本書の醍醐味。
冒頭に「要約」も付けてくれていて、初めての読者にも読みやすいです
- 本書から何が得られる?
-
「これまで常識=民主主義って本当に良いシステムなの?」といった、
データから”無自覚に常識とされてきた当たり前”を疑う力が身につきます。
普通とされている現象から本質をとらえ、批判するだけではなく「構造を変える提案」をする。
その提案こそが「第4章 構想」の無意識データ民主主義です。
①人間の上にアルゴリズムを置き、私たちの無意識が入力される
②無意識で集まった民意が出力=政策反映される仕組みをつくる
本書は外野から冷笑するだけではなく、ビジョンが示されていることを強調したいと思います。
- 本書をより味わうために何か本はある?
-
副読本として4冊紹介します。
①政談
②ホモ・デウス
ポチップ
③世界2.0
ポチップ
④選挙制を疑う
ポチップ
⑤なめらかな社会とその敵
ポチップ
まとめ:天才・成田悠輔の経歴は?本はどんな内容?
この記事では、成田悠輔の経歴と専門、著書についてご紹介しました。
あらためてラインナップをリスト化しておきます。
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22世紀の民主主義 | 天才たちの未来予測図 | HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE09+ YUSUKE NARITA | 集中講義 ニッポンの大問題 | 使える! 経済学 データ駆動社会で始まった大変革 | kotoba 2022年夏号 | 迷走しない! 英語論文の書き方 | ゲーム理論による 社会科学の統合 | 学校選択制のデザイン |
単著 | 共著 | 表紙+寄稿 | (実質)共著 | 寄稿 | 寄稿 | 翻訳・監修 | 共訳著書 学生時代 | 共同執筆 学生時代 |
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この記事では単著・書籍化の最新刊は随時アップデートし、網羅しますのでブックマークがオススメです。
ビジネス本や教養にご興味がある方は下記も目を通しましょう。
それではよい一日を!
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