- Webマーケティングってそもそも何?
- 初学者がどこから学べばいいの?
- 将来、転職を含めて検討したい
こんな疑問に答えます!
Webマーケティングをいざ学ぼうとすると、どこから手をつけるべきか迷う方も多いでしょう。
この記事では初心者向けにwebマーケティングの概要と目的別のおすすめ書籍をわかりやすく解説します。
このラコブックスの記事を読めば、Webマーケティングの全体像から学び方までしっかりと理解できます。
✅筆者について
・大手メディア事業部マーケティング職
・副業ブログ・コンサルほか
・ブログ運営 月1.5万PV
・Twitterフォロワー10,000人強
- Webマーケティングの全体像
- Webマーケターになる方法
- Webマーケティングの基礎を学べる本
Break Marketing Program
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ブランドイメージ調査の3部門でNo.1を獲得。未経験からマーケターとしてキャリアを歩みたい!そのために学び意欲がある人にぴったり。まずは無料セミナーでWebマーケティングの業界や未来の思考を身につけよう。
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Webマーケティングとは何か
まずWebマーケティングの全体像から解説していきます。
おすすめ本だけ知りたい方はスキップしてこちらからご覧ください!
知っている方もおさらいとしてどうぞ。
Webマーケティングの全体像
まずマーケティングとはざっくり「売れる仕組みをつくる」こと。
最強マーケター・森岡毅さんの言葉を借りれば「売れるための必然をつくる」こと。
WebマーケティングとはつまりWebを活用して売れる仕組みをつくることを意味します。
それではマーケティングの全体像を眺めてみましょう。
出典:Adobe Experience Cloud Blog
マーケティング→デジタルマーケティング→Webマーケティングの範囲は意外と知られていません。
バズワードに踊らされないためにも、全体像や本質を押さえていくのが大事です。
Webマーケティングは、マーケティングの一部。それぞれ独立して語られる場合も多いので、位置付けを押さえておきましょう!
Webマーケティングの役割
Webマーケティングの代表的な役割は大まかに表すと次の3つです。
①webサイトやコンテンツの充実
②顧客の流入増や誘導
③購買へのアクション強化
①〜③までの一連の施策を指します。幅広いですよね。
具体的には「SEO対策」や「広告運用」の利用、アクセス解析や改善も含まれます。
Webマーケティングの重要性
Webマーケティングの重要性は、日本の広告費の推移を見ると一発でわかります。
2021年ついにインターネット広告がマスコミ四媒体広告費を抜きました。
出典:電通報
ネットを使ってサービスを売る市場が右肩上がりであるとわかるでしょう。
それでは今後も伸びるのか。
結論、これからも伸びてWebマーケティングの重要度は増します。
その根拠として物販系 EC 化率の経年推移をみると19年時点で6.76%。
これからもウェブ上で販売されるサービスも売るための広告も増えていきます。
よって、Webマーケティングが重宝される流れは一目瞭然ですよね。
✔︎ Webマーケティングは副業に活きます
結論、Webマーケティングを学ぶと副業に活きます。
私の場合はブログ。Webマーケティングの知識がそのまま応用できます。
①コンテンツの充実→記事
②顧客の流入増→SEO対策
③購買アクション→アフィリエイト関連
逆にいえば、副業でブログを学んで実践すると、本業でも使えるWebマーケティングの知識が身に付きます。
私は副業で身に付いたSEOの知識が本業に活きています!学びながら実践すると学びが加速しますよ
そこで仕事や副業に活かしていくために、効率的かつ体系的に学べるのが「本」です。
なので、初学者がまず手に取って土台をつくるためのおすすめ本を紹介していきます。
Webマーケティングを学べるおすすめ本【基礎】
マンガでわかるWebマーケティング
ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング
マーケターのように生きろ
Webマーケティングを学べるおすすめ本【SEO】
10年つかえるSEOの基本
Webマーケティングを学べるおすすめ本【広告運用】
基礎から学ぶWeb広告の成功法則
本書はKindle Unlimited対象なのでチェックしてみてください。
Webマーケティングを学べるおすすめ本【ライティング】
20歳の自分に受けさせたい文章講義
文章はコミュニケーション。ウソをつかない
迷った時に立ち返るバイブルとして脇に置きたい一冊です。
本書は4つの章から文章の術を語ります。
- リズム
- 構成
- 読者
- 編集
著者・古賀史健さんの教えでもっとも響いたのが「ウソを付かない」。
ここでいうウソとは相手を騙すようなものでなく、自分の気持ちに正直じゃないこと。
というのも、スマホ時代では切り貼りのように言葉をカンタンに置けてしまいます。
「とても感動した!」だとか、賢く見せるような紋切り型の言い回しだとか。
古賀さんはご自身のnoteで何度かウソについて言及されています。
おとなの嘘とは、「盛る嘘」だ。知ったかぶりもそうだし、自慢話もそう。マウンティングと呼ばれる行為のオラオラにも何割か、「盛り」が入っているだろう。ほめられたくて、おおきく見せたくて、知らず知らずとおとなは自分を盛り、話を盛ってしまう。
出典:ぼくらはふたつの嘘をつく。
自分の心の声に耳を傾けて、言葉を大切にしながら文章を書いていく。
そういった心がまえや術は、副業も本業も関係なく役立ちます。
もちろん文章術も新鮮で学びが多い!文章は思っているよりも視覚的・聴覚的。一文の長さ・読点・行間・ひらがなの割合、音読に耐えうるか。リズムが大事!
マクサン式webライティング実践スキル大全
トップブロガーが伝授する実践スキル
著者はトップブロガーの「マクリンさん」と「サンツォさん」お二人。
ブログやWebライターとして副業を始めたい人にとって最適な一冊。
この本を読めば、Webの文章の作法から具体的な書き方まで体系的に学べます。
おふたりの名前の頭文字を取って、マクサンというサロンも運営されています。
さて、じつはWebの文章の大半はGoogle検索で上位を狙うために書かれています。
その筆頭であるブログやWebライティングには独自の作法があるんですね。
かんたんにいうと、どういう文章を書けばより多くの人に読まれるかといったコツが満載です。
さらにブログでは収益化するポイントまで詳細に語られています。
たとえば、
- 「物」でなく「物語」の伝え方
- 人が購入したくなる5A理論の解説
- マイクロコピーの書き方
といったものです。
実際、Webライターの講座は高い物では20万円以上します。
2,000円程度の自己投資で得られる知識としては間違いなく高コスパでしょう。
セールスコピー大全
欲しい人に欲しいものを届ける技術
本書を読むとセールスコピーの捉え方が変わり、あなたの文章が確実に伸びます。
私が読んで驚いたのは、読み手の欲求はお客様の内側にあるという指摘。
それはつまり「お客様の脳内にある強い欲求を探し出し、魅力的に伝える」ということです。
Webマーケティングでは「ABテストで反応の良い方をとにかく回す!」ような機械的な運用になりがち。
だからこそ顧客の内面にある欲求を一緒に探し出すような文章テクニックを身につけるべきです。
Webマーケティングに関わると、効率が目的化してくるので基礎に立ち返る意味でも本が有効です。
立ち返るには、本書に挙げられているバナナの例を思い出すとわかりやすいでしょう。
たとえば真っ黒になるまで熟したバナナがあるとして、そのままでは誰も買いませんよね。
ですが、「砂糖を使わずに子どもが喜ぶ、あま~いバナナケーキをつくってみませんか? 」
といった表現が考えられるわけです。実際にいらっしゃいました!
買うつもりはなかったのにセールスコピーをきっかけに「子どもの喜ぶ姿」を想像して手に取る人が出てくるわけです
言われてみればありきたりかもしれないけれど、人はなかなかこの点に気が付けません。
整理をすると、
①売れる世界を探し出す
②提案を考える
③魅力的に語る
この3ステップです。
押し付けではなく「潜在的な欲しいを一緒に見出す気持ち」で文章を書く。
そうすると、なんだかセールスコピーも良いものに思えてきませんか?
Webマーケティングを学べるおすすめ本【SNS】
X(Twitter)集客実践ガイド
SNSマーケティング= メディアマーケティング × プロダクトマーケティング
現役マーケターが「集客」の視点からSNSマーケティングの本質をわかりやすく語る本です。
じつは事業会社のSNS統括や「中の人」の経験があるので、Twitter運用に関する質問をもらいます。
個人でもゼロから2年間Twitterと向き合ってきた実績から断言します。
書籍から学ぶならこの本一択。SNSマーケティングの本質を押さえた決定版です!
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングの公式を構成するそれぞれのマーケティング領域はこちら。
💡メディアマーケティング
人(アカウント)や情報に興味を持たせる
💡プロダクトマーケティング
商品やサービスに興味を持たせる
Twitterで集客するなら、これらを掛け算したSNSマーケティングを押さえましょう。
メディアマーケティングで興味・関心を高め、プロダクトマーケティングで購入意欲を高める。
つまり対象となる顧客のセグメントも連動させていくのが鍵となります。
ここからよくある失敗例を紹介していきます!
SNSマーケティング(Twitter)のよくある失敗例
企業アカウントの失敗例
✅プロダクトマーケしかやらない
商品紹介がbotのようになっている
✅メディアマーケと商品のズレ
商品とまったく関係ない情報発信になっている
フォロワーやPVをKPIとして置くも、やがて社内で疑問視されて頓挫する
たいていのオウンドメディアがうまくいかない理由は説明できます。
実際、担当者として悩んだ時期があったのですが「こういうことか!」と膝を打ちました。
個人(ビジネスアカウント)の例
✅プロダクトマーケへの急ハンドル
メディア→プロダクトの変化が急すぎて読者がついていけない
繰り返しますが、メディアとプロダクトを連動させるのがポイントです。
本質は「誰にWho」・「何をWhat」・「どのようにHow」の2W1Hの言語化。
✅そもそも商品(プロダクト)がない
フォロワー増が目的化していて、その先を考えていない
もちろんメディアマーケのみで割り切っているなら、まったく問題ありません。
ただし収益化を狙う場合は、自分と読者に合った適切なプロダクトが必要です。
SNSマーケティングを押さえるならこの本
本書ではメディアとプロダクト、それぞれのマーケ設計が詳細に語られています。
「SNSマーケティング」の整理がシンプルでわかりやすく、これ以上のものを見たことがありません。
ちなみに「SNSマーケティング」でGoogle画像検索すれば、本書のオリジナリティがよくわかると思います!
企業担当者も個人アカウントの方も、Twitterに向き合うすべての人におすすめです!
ファンベース
SNSでコミュニケーションするならファンが必須
広告業界の第一線で活躍した佐藤尚之(さとなお)さんが、試行錯誤の末にたどり着いた思考法です。
「2割のファンが売上全体の8割を支えているパレートの法則」の実証や事例によって、その思考が王道だと見えてきます。
実際、日本の人口は減って消費はゆるやかに。目を向けるべきは既存のファンだってことは感覚的に理解できます。
でも、新たなサービスを販売するとき「SNSを活用しよう!」と始めるけれど新規ユーザーばかり優先していませんか?
伝統的な企業のなかで働いているマーケティング担当者ほど心にグッと響くものがあります。
本書は、私にとって仕事の心がまえとしても影響を受けた大切な一冊です。
正直言うと、SNSはやらないと感覚を掴めないのでハウトゥ本よりも本質を押さえる本がおすすめ!
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
Webマーケティング本のおすすめ選び方
はじめて本を選ぶ人のために選び方・学び方を解説します。
- 著者の信頼性を確認する
- 読む順番を意識する
- 目的と実践を忘れない
すでにわかっている人は飛ばしておすすめ本紹介へどうぞ!
それぞれ具体的に説明していきます。
①著者の信頼性を確認する
冒頭でお伝えした通り、マーケティング領域では膨大な量の本が出版されています。
なので、著者がマーケティングのプロ=実務家であるかどうかを確認してください。
たとえば最強マーケターと呼ばれる森岡毅さんの出・P&Gは数多くの一流マーケターを輩出しています。
外資のP&Gではマーケティングが専門職として確立。濃い経験や圧倒的な成果を出す方が多い。
著者が実際にマーケティングの分野で実務経験を持っているか、まずはここをチェックしましょう。
著者の会社の宣伝になっている?という本もゼロではありません。せっかくなので良い本を選ぶように心がけてください!
②読む順番を意識する
初心者の時こそ、読む本のレベル・順番を意識してください。
どんなに良著でも理解できなければ実務に活かせません。
たとえば初学者がいきなり森岡毅さんの『確率思考の戦略論』を読んでも難易度が高すぎます。
実際、王道こそが近道。自分の理解度と学びたいレベルを一致させていくのが上達を早めます。
そういう意味でも今回、紹介の順番も意識して手に取りやすい本を選んでいます!
③目的と実践を忘れない
大前提として自分に合う本を読めば間違いなく実務に活かせます。
しかし、マーケティング知識を付ける学びが目的化すると、読んで終わってしまいます。
ですので、目的や「ここに読んだ知識を活かしたい」ポイントを読む前に決めておきましょう。
知識は大事。でも、読んだ内容を日常に活かしていくことの方に重きを置いてください。
ちなみに本記事の21冊は、本業・副業に実践しやすい本を厳選しています!
マーケティングを勉強するメリットが気になる方は下記も目を通しましょう。
Webマーケターになる方法【マーケティング職に転職】
ちなみに未経験でマーケティングを仕事にしたい方はスクールで学ぶのが最短距離です。
現役Webマーケター講師から副業のスキルや転職支援といったサポートが受けられます。
私が無料相談の参加を含めて調べたなかで実践的なスクールが下記4校です。
- マケキャンbyDMM.com
3ヶ月の短期間でマーケター転職したい人へ! - Break Marketing Program
短期集中型で未経験者向け!無料セミナーで学べる! - デジプロ
受講数No. 1!Web広告に興味あるならおすすめ! - Wannabe Academy
実際の企業案件を担当しながら実践を積める!
各校いずれも無料相談会が用意されているので、まずは話だけ聞いてみるのもありです。
マケキャンbyDMM.comは短期間かつ転職保証付きなので、本気でマーケターを目指したい方にはおすすめです!
✅無料で学びたい人へ
通常、オンラインスクールでは無料カウンセリング・相談がメインです。
ですが、Break Marketing ProgramならWebマーケティングを手始めにガッツリ勉強できます。
Break Marketing Programは、未経験者が短期間でWebマーケターを目指すためのオンラインスクール。
代表は小川佳祐氏。web集客や広告運用で実績のあるプロのウェブマーケターの方です。
Break Marketing Programの無料セミナーは、Webマーケティングの概要や業界そのものの話も聴けるので学びになります!
まとめ:Webマーケティングを学べるおすすめ本10選!現役マーケターが厳選紹介
今回は、Webマーケティング初心者向けにWebマーケティングのおすすめ本を紹介しました。
- マンガでわかるWebマーケティング
- ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング
- マーケターのように生きろ
- 10年つかえるSEOの基本
- 基礎から学ぶWeb広告の成功法則
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- マクサン式webライティング実践スキル大全
- セールスコピー大全
- X(Twitter)集客実践ガイド
- ファンベース
- グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
年が経っても活きる本を選んでいるので、Webマーケティングの全体像や本質を把握できます。
マーケティング全体や文章力=ライティングに興味のある方は下記も目を通しましょう。
それではよい一日を!
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